ケニアに滞在してもう1週間ちょいが経ちました。
1週間と言えども、さすがは途上国。毎日が刺激的です。
■入門編
・開口一番Pay 100 dollars, or go home!!と言ってきた入国審査官
・所定の場所に2時間たってもこない迎えの人
・親切に携帯貸してくれたと思ったら地味に2ドル請求してきた空港職員
・何時間たっても一向に進まない交通渋滞
ケニアは到着してものの半日で、ケニアとは何ぞやという事を丁寧に自己紹介してくれました。
そんなてんやわんやの初日の翌日は
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結婚式
日本で一度も結婚式に呼ばれたことがなかった自分も
縁もゆかりもないアフリカの地でついに結婚式デビューを果たしました。笑
1日前まで赤の他人だった自分をguestとして結婚式に参列させてくれるらへんが、ケニアのおおらかさというか器の大きさを感じさせます。
そんな結婚式で印象的だったのが踊りと大家族です。
結婚式の前に花嫁側の親族と花婿側の親族たちがダンスバトルを繰り広げるのが常らしく、朝から近所迷惑を顧みず(迷惑というか、近所の人も一緒に踊ってた感もありましたが)踊りながらshoutしてました。
ラテンアメリカ研究会のルーツはアメリカじゃなくてアフリカにあったんだと腹落ちしました。
戦いに赴く踊り子たち。彼女らの気迫には鬼気迫るものがあった
また、身内だけの結婚式なはずなのに、なぜか400人ぐらいの人が参加してました。
聞くところによると、前の世代の人達は平気で子供を10何人も産むらしく、まぁ自然とこうなるよねということだそうで。
うむむむ。
たくさん子供を産まなければいけなかった環境とその結果が、貧しさの原因なのかなと思いつつ、みんなの明るさに圧倒されました。こちらが集合写真(だいたい写真中央にいるのが花嫁と花婿)
末永くお幸せに
ちなみに、ここの親族はケニアではupper-class(上の中)の人達らしく、
彼ら曰く
上の上は政府関係者(圧倒的にリッチらしく家に軽いサファリパークがあるとかないとか)
中流階級はまだほとんど存在しないらしく
このあとは、下流になるらしく結構な割合のケニア国民がここに属しているらしいです。
とまぁ、そんなリッチな家族の家に一時的にホームステイさせてもらっていたのですが、
上の中にふさわしく、お父さんはMIT(マサチューセッツ工科大学)でマスターを取り、諸外国を転々として、今はケニアでエコノミストをやっているそうです。
日本でも上の中に当てはまりそうな輝かしいキャリアです。
そんな素敵な家庭で束の間の上流階級の暮らしを堪能した後に、予定通りコルゴチョというスラム(こっちではinformal settlementと呼ばれている)のアパートみたいな所で本格的に自分のケニアライフが始まりました。
冷たいシャワー
停電
以外は案外に快適です。
スラムの人達はやっぱり貧しいけど、そんな貧しさの中でも笑顔が溢れています。子供たちのすれていない人懐っこさと「How are you?」はめちゃめちゃ可愛いです。
まだまだ自分はスラムの上っ面しか見ていないけれど、生き方として彼等から学べることはたくさんありそうです。
次回は自分がNGOについて紹介していこうと思います.....
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